来賓挨拶を聞いて(H30年 新潟大会 日本PTA全国研究大会の全体会)

当方、平成13年夏から日P連 全国大会へ参加している。
今年の新潟大会にも参加した。全体会の来賓挨拶を聞いた感想。

文科省より女性の政務次官が登壇した。彼女によれば、私立の中高校で英語教師を5年務めたとのこと。文科省は今年も幹部のゴタゴタがあった、直近では息子の医大入学にコネを使った。関係の高官はクビ。
その他、もろもろ。文科省トップの一人として、各種の不手際に関し、何か述べるかと思ったが、一言も触れず。トップの一人として方向性に触れて欲しかった。

過去、遠山敦子氏(2001年小泉内閣では民間初の文部科学大臣として入閣:H13/04/26~H15/09/22)が40分ほど原稿も見ず、文部行政について述べたことがあった。(埼玉大会?)40分の予定を大幅に超えた挨拶に裏方は大変だったと思う。内容もすっかり忘れたが、その迫力にさすがと感心した記憶がある。

今回の文科省としての挨拶を貧弱と感じたのは当方一人だろうか。15年以上前から参加している人は各県P連の事務局員を除けば極一部だろうから、過去を知っている参加者はいないかも。

さて、次に復興大臣(?)、東北大地震以来、2番目に登壇し、「放射能やの農水産物」等について説明する。これ、必要??
韓国等が残留放射能を理由に福島県近隣の農水産物輸入に制限している点については、全く触れず。一方的な説明に終わっていた。「諸外国には放射能を意識して輸入制限を掛けているが、〇〇〇〇の理由で見当違いな制約である」等、言えないだろうか。あるいは、このように明言できるほどの、科学的資料を持っていないのだろうか?

(「残留放射能で輸入制限 韓国」で検索)

そんな中で、新潟市長の言葉が気を引いた。「米百俵」の米を送ったのは現在の新潟市民であり、小林虎三郎の教育を重視する精神の流れを汲む新潟市民は学校教育・子供へのボランティア活動等、積極的に取り組んでいるとのこと、(具体の数字を述べていたが、失念した)学力調査も政令都市ではNo.1とのこと。教育行政・教員・保護者の皆さんの努力の結果だろう。
ところが、5月の小学生殺害事件が発生、これに対し、事案を消極的に解釈するのではなく、更に積極的に関与する旨を述べられた。

さて、メインの記念講演である。
演題「夢を追いかけつかんだ俳優人生」 講師:高橋克実 氏 MC(フリーアナウンサー 松井弘恵)

MCの呼びかけに高橋氏が応答する「インタビュー」形式の対談だった。
事前打ち合わせで高橋氏の意向を反映しているだろうが、「講演」だから演題に沿って高橋氏の言葉で語って欲しかった。対談と講演では講師の力の入れ方も違うだろう。

経費と時間を考えると費用対効果が……。文庫本を読むか、マネー研究所のコラムを読んだ方が有意義と思われた。

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