生産年齢人口は15歳~64歳を指す。
少子高齢化でこの人口減少を強調する記事を散見する。
今朝の日経新聞(R5/3/20)の一面にもその主張がトップ記事になっていた。
しかし、この人口規定、高齢者の就業が増加している現状とはズレているのでは??
手元に具体の資料がないのでこれ以上の推測は困難であるが、再雇用が日常化し、
70歳・80歳でも現役で働いている実情と「生産年齢人口」は一致しないのか?
65歳以上の労働者は、「生産」とは切り離された労働者となっている。
「準生産年齢人口」という、新しい枠組みを構築してはどうだろう。
観点は違うが、国会議員の年齢を見るに、議員の大部分は「非生産」の部類となる。
道理で立法府の言葉とは関係なく「非生産」の国会を運営する訳だ。
当方も高齢就業者の一人で64歳は既に過去の年齢。厚生年金保険料を納める70歳まで働く予定。今も保険料を納めているので「社会保障を支える存在」となっている。
高校の同窓会の準備をしていたら、頑張って教壇に立っている方がいた。この年齢で…。脱帽。この方も含め、皆さん(当方も含め)、働いているのに改めて驚く。年金が少ないので生活のために働かざるを得ない!!