外国人実習生への日本企業の実態(BS7 ガイアの夜明け)

録画していた「ガイアの夜明け」を視聴した。撮り溜めていたため、ここ2年前の番組。内容は、労働力不足解消のため、外国人実習生を採用しているドキュメンタリーとなっている。

中国人女性を時給400円で使っていた縫製工場、最低賃金で計算すると一人当たり600万円の不払いの実態。こりゃ、ひどい。長期労働時間、1ヶ月の休みは1日のみ。未払いの賃金を要求すると解雇された。2年間の日本の生活で残ったのは、日本へ来るために工面した借金のみ。もちろん、予定していた家族への仕送りはできない。この皆さんが中国に帰国し、日本での経験を周囲の中国人に何と言うだろう。反日に油を注ぐことは目に見えている。

中国人に限らず外国人実習生が毎年5000人は行方不明になるとか。その理由は低賃金・重労働・賃金未払いのため、仕送りや借金返済のために、条件の良い所へ行くとか。

俺だってそうするだろう。

数年前、中国本土における日本企業への暴動・破壊行動に中国人を非難したが、「ガイアの夜明け」の番組の視聴後は、日本人も相当なアクドイことをやっているので、何とも言えなくなった。

日本企業、お主も悪よのう」、時代劇のセリフを思い出した。

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