年金に関する妥当な記事、現役時代の年収と年金額

当ブログは、「公的年金288万円を目指す」がメインのため、年金関連は相当数UPしているが今回も掲載する。

Mocha(2022/09/11)
年金月20万円もらうには、年収はどれくらい必要?⇒約762万円(37年間)
年収400万円の人が月20万円もらうには
https://fpcafe.jp/mocha/3405

この記事によれば年金月20万円は基礎年金と厚生年金の合算である。

試算の結果、年金を月20万円受け取る場合の年収は、【約762万円】になることがわかりました。
国税庁が公表している「民間給与実態統計調査(2020年分)」によると、
平均給与(年収)は433万円(男性532万円・女性293万円)
という結果が出ています。
また同調査によると、年収700万円超の人は全体の13.6%(男女計)という結果も出ています。
年金が月20万円以上になる人は、会社員の2割弱に限られるということですね。

試算の年収【約762万円】は、厚生年金の加入期間37年間の年収である。

この金額と数字は例の田村正之氏の2冊の記述内容と同じ。

p.69~70(出所:厚生労働省2019年事業年俸)

男性では年額換算で0~240万円までの人が累計で76%を占めます。

(「人生100年時代の年金・イデコ・NISA戦略」日本経済新聞出版 2021年12月15日 1版1刷)

p.41~43(出所:厚生労働省2016年事業年俸)

男性では年額換算で0~240万円までの人が累計で73%を占めます。

(「人生100年時代の年金戦略」日本経済新聞出版 2018年11月21日 1版1刷)

3%の増加の要因は
1、繰り下げ者が増えた。
2、65歳以降も厚生年金保険料を納めている人の増加。
それにより年金額が増えたためだろう。

ということで、公的な厚生年金受給者の8割は、240万円以下の年金額(月額20万円)となる。平均給与(年収)は433万円(男性532万円・女性293万円)の場合は、当然この金額より少なくなる。私的な年金を増やすにはイデコや個人年金をしないと、20万円以下しか受給できない。

まあ、このような超厳しい現実となっている。

 

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