年金の繰下げ支給、70歳から80歳の検討

今朝の日経新聞のトップ記事である。(H30/1/17付け)

既に、このブログでも掲載したが現行制度は65歳から全額支給となり、70歳まで繰下げをすると42%の増額が一生保障される。(12ヶ月×5年×0.7%)

しかし、実際に繰下げをしている方は2%以下、逆に繰上げ(60歳)をしている方が30%もいる。

ということは、上記の数字から一般庶民には全く関係なく、高齢者で年金がなくても生活できる高所得者または資産家の皆さんへの朗報である。

それよりも、在職老齢年金の28万円枠を65歳以降の47万円にUPしないと、元気な退職者の労働意欲のモチベーションが下がる一方。もっとも、この60歳から65歳の在職老齢年金は移行的な措置なので(昭和36年生まれ以降は無くなる)政府は無視するだろ。

なお、この記事には、現行制度の繰下げ繰上げを実施してる方の割合は掲載されていない、不親切な記事となっている。

【追加 H30/01/26】昨夜の「BS7 ニュースプラス10」より、グラフ化すると一目瞭然。

木村 公司のブロぐぶろぶ 2017/05/04 [年金]
https://manetatsu.com/2017/05/92617/

雑感-Abroad  [年金]
http://abroad-kaigai.com/blog/cat28/

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