無償のGroupWare La!cooda WIZ (らく〜だウイズ)の活用OSがFedora
Core1のメモ書き (RPM パッケージを使ったインストールの例) 更新日: 2006/12/28 現在は、FedoraCore6で稼動中。 → php4-php5 |
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日経 Linux 2004年2月号 p.99〜 に下記のような記載があった。
「ApacheとPHP、PostgreSQLといった各アプリケーションは、OSのインストール時に導入されているものとする。」ということは、各ソフトをソースからインストールする必要がないわけでこれは、便利。早速、RPMパッケージを試してみた。 結果、WIZのバージョンアップもあっけなくでき、とっても安易に La!cooda WIZを稼動することができた。
WIZ以外のソフトは、下記の参考図書(ソーテック)のCD-ROMを使った。
1、OSは、Fedora Core1
2、La!cooda WIZは、wiz_linux_1[1].3.2.tar.gz → インストールガイド(必ずアクセスして確認して下さい。)
参考図書:「はじめてのFedoraCore1 Linuxサーバ構築編」 秀和システム 2003年12月15日/「最強の自宅サーバー」 ソーテック 2004年2月10日
日経 Linux 2004年2月号 p.99〜
参考サイト:
@http://www.ryujin.homeunix.com:8888/ryujin/267(パッケージの確認では大変参考になります。)
Ahttp://fedorasrv.com/postgresql.shtml
1、パッケージソフトの確認 3種類 |
○Apache
○PHP(php-pgsqlも追加)
○PostgreSQL
* Fedora Core1のインストール済みでもソフトの確認をお勧めします。稼動しない場合は、最初に疑って下さい。
*参考図書が出てから暫くたちましたのでyum unstall ***** で更新して最新版を使っています。
2、確認は次のコマンドを入力する (2006/12/03 現在の最新版) |
$ rpm -qa | grep -i httpd $ rpm -qa | grep -i postgresql $ rpm -qa | grep -i php |
これらが無い場合は、CD-ROMからインストールする。
*参考図書 p.133〜 「CD-ROMのマウント/アンマウント」 (「はじめてのFedoraCore1 Linuxサーバ構築編」)
*WinPCに慣れている場合は、CD-ROMのファイル確認を先に済ます。その場合は、Fedoraのディレクトリーを見る。php-pgsql-4.3.3-6.i386.rpm等と表示される。
# mount
/mnt/cdrom ← CD-ROMのマウント
|
*但し、postgresqlやphpは、Fedoraをインストールするとき、Webサーバーの詳細の所で、必要なソフトにチェックを入れてもOK。
*ノートPCでは、mountコマンドがダメだったので、上の方法を採用した。
yumを使ったupdate /etc/yum.conf の確認 (2005/10/23現在) |
*以下の[base]と[updates-released]の赤字の部分を訂正する。勿論、ミラーサイトで確認し自由に訂正できる。 これは、2004年9月20日にFedora
Core 1のサポートはFedora ProjectからFedora Legacyに移行されたためです。
*コマンドは、 # yum check-update でファイルを確認。# yum
-y updateでHDに余裕があれば全てをupdateする。
*Apacheの/etc/httpd/conf/httpd.conf
が自動的に書き換えられる。従来稼動中だった、httpd.confが、bsackup名であるのでそれを cpかmvでhttpd.conf
として使う.
[base] name=Fedora Core $releasever - $basearch - Base #baseurl=http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/core/$releasever/$basearch/os baseurl=http://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedoralegacy/fedora/$releasever/os/$basearch baseurl=http://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedoralegacy/fedora/$releasever/updates/$basearch |
3、Postgresユーザーのディレクトリーの確認 → /var/lib/pgsql |
○ # finger postgres → /var/lib/pgsql (ソースからのコンパイルインストールとは位置が違う)
○ # ls -al /var/lib/pgsql/data → ディレクトリーの内容確認
4、postgresユーザーのパスワード設定 |
○ # passwd postgres ←好きなPSWを入力
※データベースサーバー管理ユーザ(postgres)はPostgreSQLのインストールにより作成される
5、PHPの設定 → /etc/php.ini |
○日本語文字コードの設定をする
/etc/php.iniの992行目から1029行目までのコメントを外す。offをOnにする。
↓
mbstrig.language = japanese
mbstring.iternal_econding = EUC-JP
mbstring.http_input
= auto
mbstring.http_output = SJIS
;mbstring.encodeing_transkation
= off
mbstring.encodeing_transkation = On
mbstring.detect_order = auto
mbstring.substitute_chracter = none;
○php4.1系との関連
365行目のregister_global = Off をregister_global = Onとする。
6、PostgreSQLの設定 → /var/lib/pgsql/data/pg_hba.conf と /var/lib/pgsql/data/postgresql.conf |
○PostgreSQLを常に起動する
$ su
# /sbin/chkconfig
postgresql on
# /etc/init.d/postgresql
start
○PHPからPostgreSQlへアクセスする方法
/var/lib/pgsql/data/pg_hba.confを訂正
48行目のコメントを外す。
host all all 127.0.0.1 255.255.255.255 trust
○PHP起動時のディバッグ表示を行わない設定
○TCP/IP経由でPostgreSQLに接続を許可する設定
/var/lib/pgsql/data/postgresql.conf にある
↓
(ノートPCの場合)
tcpip_socket = on ← 30行目(falseをonへ書換え)
silent_mode = on ← 122行目( 〃 )
○以上の設定を反映させるためにPostgreSQLを再起動する。
# /etc/init.d/postgresql restart
exitrt
【再起動しない場合】は、(Disktopの場合)tureにして再起動
tcpip_socket
= true ← 30行目(falseをtureへ書換え)
silent_mode = true← 122行目( 〃 )
7、Apacheの設定 → /etc/httpd/conf/httpd.conf |
○Apache上でPHPからPostgreSQLに接続するための設定。
/etc/httpd/conf/httpd.conf
へ追記する。(大文字小文字に注意)
<IfDefine HAVE_PHP4>
LoadModule
php4_module modules/libphp4.so
LoadFile /var/lib/php4/pgsql.so
</IfDefine>
○日本語表示のために 763行目を削除又は、コメント文とする。(#を付ける。)
# AddDefaultCharset UTF-8
○Apache 2.0の場合は、上記の訂正だけでOKのようです。
○Apacheを常に起動する。
$ su
#
/sbin/chkconfig httpd on
#
/etc/init.d/httpd start
# exit
-----------------------------
「La! cooda WIZの導入」 |
1、インストール → /usr/local/src/. |
○ /home/○○○へサイトからDLしたWIZ最新版をWinPCから転送しておく。
○ $ su ←rootとなる。
○ # tar zxf wiz_linux_1.[1].3.2.tar.gz ←展開する。(ファイル名を適当に変更,wiz-1.32.tar.gz等
)
○ /home/○○○/に wizができる。
○ # mv
wiz /usr/local/src/. ←wizを移動する。(バージョンアップの場合は、現行のWIZを削除、又は別名で保存
)
○ ディレクトリー削除コマンド→rm -Rf wiz 別名は、mv やcpを使う。
2、データベースの設定 |
○ # cd /usr/local/src/wiz
○ # su - postgres
←実行ユーザー
○ $ cd /usr/local/src/wiz
WIZのディレクターには などがある。 |
○ # su - postgre
○ bash
-2.5b$ ←このようなプロンプトが出る場合もあるが、気にせず、./postgres.shを入力
○ bash -2.5b$ ./postgres.sh
←データベース作成用スクリプト
○ 対話形式で作成
Name your database.(default:masters) → masters
Name database username.(default:nobody) → nobody
3、La! cooda WIZの基本設定 |
○ rootに戻る。/usr/local/src/wiz/の root.shの実行。
○ $ exit
○ # ./root.sh ← gw.phpに書込み
○ Apacheのドキュメントルートを入力
Where is DocumentRoot of Apache → /var/www/html
○ サーバのIPを入力
What is your server name? → 10.75.○○○.○○○ ←適宜ServerのIPを入れる。
○ Apache上のアプリケーションを実行するユーザー名を入力
Name httpd username
(default:nobody) → apache (rpmのインストールではapacheとなる)
○ データベースに接続するユーザー名を入力
Name database username.(default:nobody) → nobody
再起動の自動立ち上げ |
ソースからコンパイルした場合は、このような設定が必要です。今回のRPMパッケージからインストールの場合は、上記の設定は必要ない。PostgreSQL/Apacheを常に起動するようにしているので、サーバを立ち上げるだけで特に設定は必要なし。
データのコピー (apacheを止める → /etc/init.d/httpd stop 動かす場合は、start) |
データのコピーと解凍方法 → groupware-bk.html
データのディレクトリー |
gw.phpは、/var/www/html/wiz にある。gw.phpの$_ROOT_DIR
と$_ROOT_URLを確認。
$_ROOT_DIR は、/var/www/html/wiz/
$_ROOT_URL は、http://192.168.○.○/wiz/";
← IPは適宜環境に合わせて入力。
--------------
その他
1、WindowsのクライアントPCでDLしたLa! cooda WIZを転送するには、FTPサーバを稼動させておく。
2、サーバのユーザーを作成しておく。
3、Linux7.3とWIZ Ver1.1のソースからコンパイル導入の覚書 → groupware-73.html
(公立中学校の現場でH15/05〜H16/09まで利用)
4、上記のデータバックアップ方法(BK-Serverの覚書) → groupware-2.html
5、Postgre7.2から7.3へのバージョンアップに伴う件 → groupware-fedora.html
(ソースからコンパイルしたデータをRPMパッケージ導入のServerへ)
6、 +Task機能の追加。タスク機能スクリプトが発売されたので、早速購入し導入して使う。 最新 H16/11/04
7、ユーザーディレクトリーでCGIを稼働する方法(OSはFedoraCore1) → Fedoracore-cgi.html 最新 H16/11/12
8、同一サーバへの複数設置方法 → groupware-wiz2.html
最新 H17/09/24
9、 WIZ1.14とFedoraCore6のインストール → php5
最新 H18/12/28
ソースをコンパイルしての導入と比較すると本当に簡単ですね。各種の設定も少ないため、ミスインプットもなし。使ったパッケージは下記のとおり。
最新の更新は、2006/12/03
1、Apache 2.0(httpd-2.0.51-1.10.legacy
) ユーザの追加コマンド useradd ○○○○ 、パスワードは passwd ○○○○ LANカードのIPを変更 (tach) |
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更新(Linkの訂正): 平成20年10月19日(日)