再就職は6割カット(日経新聞 R6/3/3)

今朝の日経新聞に「60歳 基本給6割カット」の記事がある。再雇用は、現役時代の延長の仕事となる。同じ仕事で6割カットは精神的にやっていられない。
訴訟も当然だろう。

60歳で定年となり再雇用された直後、給与明細を見て仰天した。勤務内容や時間はほぼ同じなのに、月額18万円だった基本給は前月から10万円近くカットされ、8万円ほどになっていた。1万3千円の家族手当もゼロとなった。
基本給は1年後さらに減り、定年前の4割の水準となった。

試算すると現役時代の給与も少ない、年収300万円前後か((18万+1万3千円)×12ヶ月+ボーナス)これが、6割となると、200万円前後となり、これでは生活は苦しい。定年前の4割は、約7万円(18万円×0.4)これでは生活保護費より少ない。

さて、当方は、再就職で現役時代とは全く違う職種を選択した。
給料はほぼ8割カット、友人には「アルバイトに毛が生えた、最低賃金と同額」と説明している。
メリット・デメリットは
① 社会保険加入
② 厚生年金加入(70歳まで)
③ 高齢者に相応しい、軽作業(個室・冷暖房付き)
※ 「個室」は管理室で一人勤務の状態のこと。

④ 職種の責任が無いに等しい。これは超気楽!!
⑤ 6時間勤務・土曜日は隔週休み(日曜・祝日は休み)
⑥ 二人制勤務のため、年次休暇は自由に取得できる。
⑦「個室」はネット三昧が可能で、投資の余計な知識が入り過ぎる。
⑧ ベースアップが無く、10年同一賃金。
※ これが副業をする原動力となっている。

要約すると、植木等の「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」こんな感じ。
植木等「ドント節」を知らない方はこちらで、 https://www.youtube.com/watch?v=xQhO5yZGSCU

給料は急降下だがそれなりのメリットもある訳だ。
仕事を他人と比較しても、生産性は無し・意味なし。

61歳から特別支給を受給しているので、年金を受給しながら無理のない勤労と言うことで、「足るを知る」をモットーに暮らしている。

 

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