目指せ、年金300万円(厚生・基礎の合計)

このブログ名をソロソロ変えようか?
タイトル名の案は「目指せ、年金300万円(厚生・基礎の合計)」である。

この春、令和4年4月から年金制度が変わる。
繰り下げ年齢が70歳から75歳まで長くなる。これに関して当方の年金の目標を修正した。この目標額頻繁に変更している。

 田村正之氏の最近の著書では、「人生100年時代の年金・イデコ・NISA戦略」(日経新聞 令和3年12月15日1版1刷)、基礎年金の繰り下げのデメリットも記入しているp.147~。「基礎・厚生・加給年金無し」の両方を繰り下げるのがお勧めのような記述部分もある。資産があれば終身保険、皆さんそうするだろうね。

しかし、当方の場合は、加給年金が付随する厚生年金も繰り下げると、年間200万円以上の損失となる。これは当方の懐事情からすると相当痛い。後、家内への遺族年金を考慮すると無理して両方の年金を繰り下げる価値が見いだせなかった。で結局、下記の通りの年金受給状況となっている。この新本は、NightWalker’s Investment Blog で知った。ちなみにNightWalker’sさんの本も持っている

1、厚生年金受給(加給年金受給)
2、基礎年金のみ繰り下げ中
3、厚生保険料を納入中(70歳まで)

エクセルに入れて年齢別の増額を一覧表にしているが、年金額300万円にするには
まだ受給していない基礎年金の繰り下げの年齢にかかっている。300万円の根拠は特段無いが、田村氏の著書 p.69図表2-5によれば、男性の厚生年金(基礎年金を含む)受給者の2.7%になる。あえて言うならば、

若い時代から保険料の上限に張り付いていたような人であれば年額換算で300万円をこえますが、ごく一部です。新書 p.70

とあるので、公務員給与ワースト県が挑戦し達成できれば、300万円越えが「ごく一部」から「工夫次第ではなんとかなる」レベルとなる。さて、どうなるかな??

前の本では、p.41図表Ⅰ-73.5%となっている。次のランクの360万以上は、逆立ちしても届かないので可能性がある300万円にした。

試算では70歳を超えて71歳になると、約304万円になる。今回の制度変更がなければ、
達成できない。

【遺族年金情報】← 金融資産に十二分に余裕がないと……

年金の繰り下げ受給に落とし穴 夫婦差にも注意
ファイナンシャルプランナー・深田晶恵さん講演(2)2019.09.23
https://www.asahi.com/relife/article/12709171

二つ目は、夫の死亡後に妻が受け取る「遺族厚生年金」の額は、65歳時点の年金額を基に計算するので、繰り下げで増えた分は反映されないこと。妻にはメリットを引き継げないことは覚えておきましょう。

さあ、どうするか??70歳で退職となると給与所得が無くなる。退職金・資産運用を使えば給料分は補填可能だが、取り崩すか・解約か。目標を諦めて年金受給か?

悩みます。

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