本当の健康寿命は何歳か?定義は?自己申告か!

ネットで情報が流れてくるのでオリジナルの本を購入してみた。
川口雅裕 「年寄りは集まって住め」幻冬舎ルネッサンス新書 2021年10月8日 第2刷発行

年寄りは集まって住め

(本の帯には風吹ジュンの画像がある、当方以上の年齢の男性にとっては懐かしい)

興味があったのは、p.95からの「2 本当の『健康寿命』、本当の『懐事情』」である。

自立生活が営める」という、一般的に認識されている意味における「健康寿命」は、この調査に寄れば2010年時点で男性82.2歳女性が85.5歳だったのです。 p.99

「老後2000万円」は、本当か p.102

この論文によれば、無職の高齢夫婦世帯の取り崩し額は約1万円に過ぎません p.103

当方の身近な例では、実母が超高齢だが存命中、おばば様は年金だけで生活している。取崩し無し!!。高齢になると足腰が弱り外出も思うように出来ない。旅行なんてとんでもない。食も細くなり食費代も少なくなる。老後2000万円不要の生活を送っている。
但し、遺族年金・基礎年金・厚生年金・個人年金を合わせると月額約18万を超えている。

健康寿命のあり方に関する有識者研究会 報告書」(2019(平成 31)年 3 月)
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000495323.pdf

現行の「健康寿命は、国民生活基礎調査の自己申告アンケートから算出されている。
当方まだ60歳代であるが、「健康か?」と問われると「高血圧」で通院しているので、持病持ちとなり「×」だろう。曖昧な自己申告によっているため、このような結果が男性72歳となる。第三者のケアマネージャーが判断する「要支援や要介護」ではない。

その点、「図表 7 平均寿命と健康寿命の推移(男性、単位:年)」p.12のグラフが示唆のある物となっている。

「平均寿命」と「日常生活動作が自立している期間の平均」はほとんど差がない

介護認定審査会で「自立生活が困難」と客観的に判定された要介護認定レベルが「健康寿命」の終わりと判断する方が現実的で妥当な数字となる。

【厚労省のサイトより】

健康寿命の定義と算出方法(厚生労働省)

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/hale/h-01-001.html

国民生活基礎調査をもとに健康寿命を算出

健康日本21(第一次)当時は健康寿命の算出方法は明確に規定されておらず、
具体的な数値目標が示されませんでした。
しかし、2012年に策定された健康日本21(第二次)では
下記のように「日常生活に制限があること」を不健康と定義し、
3年ごとに実施される「国民生活基礎調査(大規模調査)」で
得られたデータをもとに算出することになりました。

(1)「日常生活に制限のない期間の平均」(主指標)
「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」という質問に対して、
「ない」という回答を「健康」とし、「ある」という回答を「不健康」として、サリバン法*により算出します。

(2)「自分が健康であると自覚している期間の平均」(副指標)
「あなたの現在の健康状態はいかがですか」という質問に対する、「よい」「まあよい」「ふつう」という回答を「健康」とし、「あまりよくない」「よくない」という回答を「不健康」として、サリバン法により算出します。

と言うことで、個人の主観によるアンケート結果で決まるらしい。

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