後期高齢者の翁の体力に驚く

その方の一人は、トヨタのハイエースに乗り、冬場、北海道旅行をする方。
所謂、車中泊の旅である。

この方の仕事は、ビルの外壁の窓ガラスの清掃業。気温32度でも地上高40mからロープを垂らしての作業である。地上から長いパイプを伸ばしての清掃ではなく、自身がロープ1本(正確には2本)で屋上からゆっくり下りながらモップと窓用スクイジーの清掃作業である。それも一人での作業。作業中、突然の体調不良があったら…と思うとゾッとする高リスクな仕事である。

とてもじゃないが、この暑さでの作業、体力と集中力が必要な仕事である。年齢を聞いて驚いた。来年後期高齢者になるとか、ということは、現在74歳である。作業の関係でサングラスを着用しているので、顔の老化状況は読み取れないが、50歳代の体力か??この仕事、50代でも体力的に厳しそう。

また、ビル空気環境測定の方は、今年75歳になられた。元TV局の管理職、仕事をしなくても公的年金・企業年金で悠々自適な生活を送れたが、まだまだ仕事をしている。
(企業年金は、75歳前日まで給付されたらしい)

男性の健康寿命は72歳だが、このお二方は、既に健康寿命は過ぎている。

身近にこのようなバリバリ働いている後期高齢者に接すると、若輩者の当方は、70歳過ぎて仕事をするようなモチベーションをどうやって維持しようか、悩むなあ。

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