http://www.kochi-pta.com/abroad/groupware/sakura-vps-aipo.html
作成: 平成23年1月2日 (日)【経過】
AipoはTomcat上で動作し、webはApacheで稼働する。通常 Apacheは、ポート80での接続となり、Aipoはポート81での接続となる。
職場からウエルノンポート以外にアクセスできないため、このままだと
職場からAipoが使えない現実に直面した。(県の担当者にお願いしたがProxyの関係で一部のみポートを開けることはできないとのこと、至極ごもっともな回答)
Apacheを停止してAipoのポート80でのインストールも経験したが、そうすると、Apacheが稼働していないので各種団体のwebページが見えなくなる。Aipoのコミュニティサイトも行ってみたが参考にならなかった。職場以外では、http://www○○○○.sakura.ne.jp:81/aipo/ でも差支えないが、職場から使えないのは意味がないのでウエルノンポート80を共有することにした。
ということで、ここしばらくTomcatとApache の共有・共存方法を探していた。
ヒントは こちら 。Vine Linuxでの説明だが、同様な方法でCentOS5.5 でもOKとなった。サイト管理者は、アマチュア無線をしてる某大学の先生らしい、ともあれに感謝感謝、お陰様で課題が解消できた。
ポイントは3つある。
4部構成、 導入 / ポートの書き換え / 起動・停止 / http.confの書き換え 。
1、Aipo Linux版 Ver.5.1.1 Download先
2、レンタルサーバ さくらVPS
と 自宅サーバーへの導入(自宅サーバーのスペックは下記に掲載)
3、さくらVPSの仕様は、こちら (途中から、カスタムOSで自宅サーバと同じ32ビット版に変更する)
既に無償GroupWareの La!coodaWIZが稼働している状態でAipoを導入した手順の覚書。
【自宅サーバーのスペック】 OS:CentOS5.5 ※ その他、La!coodaWIZの稼働に必要なスクリプトがインストールされている。 機器 Fujitsu ノートPC(3千円で落札した FMV-686NU) La!coodaWIZへの接続 http://www○○○○.sakura.ne.jp/wiz/ 【結果】 Aipoへの接続は通常は、 http://www○○○○.sakura.ne.jp:81/aipo/ が下記の80でアクセスOKとなった。 http://www○○○○.sakura.ne.jp/aipo/
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【ウオーミングアップ】
標準仕様では、root権限が渡されているくらいで、あとは、自分でインストールするとのこと。
そこで、まず、各ユーザ別でホームページを表示できるようにする。
1、ユーザの登録とパスワードの設定(rootでアクセス)
以下、#は、rootでの操作
# useradd server
# passwd server
2、FTPやhttpdのインストールと稼働
# yum install vsftpd
# /etc/rc.d/init.d/vsftpd start
# yum install httpd
# /etc/rc.d/init.d/httpd start
起動時に動作するよう設定
# chkconfig vsftpd on
# chkconfig httpd on
サブディレクトリー作成(ユーザ別Webの公開)
# cd /home/server
# mkdir public_html
public_htmlに読み取り権限と実行権限を付加する。
(「FedoraCore6で作る 最強の自宅サーバ p.279」参照)
# chmod o+rx public_html
# chmod o+x ./
【チェック】
httpd.confがユーザ別のWebページ公開になっているか。
行350付近の
userDir disable や #UserDir public_html を変更しているか。
これらに続く、以下の「#」を取り除く
#<Directory /home/*/public_html>
#</Directory
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Aipo5110ja_linux.ta.gz の下準備
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【導入編】
1、gcc、readline-devel, zlib-devel, make が入っているか、(4つ)
# yum install gcc readline-devel zlib-devel make
4つのスクリプトの確認
# rpm -qa | grep -i gcc
# rpm -qa | grep -i readline-devel
2、Aipo5110ja_linux.ta.gz を転送する。
一時保存場所は、/usr/local/src/
# cp /home/server/Aipo5110ja_linux.ta.gz /usr/local/src/
解凍すると ”Aipo5110ja_linux”が作成される
# tar ZXVF Aipo5110ja_linux.ta.gz
/aipo/bin/utf8/installer.sh の書き換え
s_port_num=80 を s_port_num=81 とする。 |
# chmod a+x installer.sh
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Aipoのインストールと起動
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/aipo/bin/まで入る。
./installer.sh ← しばらくインストールが続く
※インストールが不許可の場合は、chmod 777 とする。
■起動
./startup.sh
※起動すると、Aipo URL http://○○○○:81/aipo/ と表示されるが、ポート81を指定するとアクセス不可となる。
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Aiopoに接続し、 Adminモードで ポートを編集する。 ← ここがポイントA
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システム情報 → 社内・社外 を 80とする。
一旦Aiopoを停止し httpd.confを編集する。
■停止
# ./shutdown.sh
# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
LoadModule proxy_ajp_module modules/mod_proxy_ajp.so <Location /aipo/> ProxyPass ajp://localhost:8009/aipo/ </Location> |
La!coodaWIZは、rpmでのインストールとなる。
一方、Aipoにはインストーラによって、PostgreSQLがインストールされる。
ここ半年度の課題が解決してホットしている。現在、1台のマシンでLa!coodaWIZとAipoの運用試験を実施中。今のところ双方ともスムーズに動いている。
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