'97年度 近畿地方・文部省・事前研修について

http://www.kochi-pta.com/abroad/exam-2/kinki-97.html

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   ***県の(97年度の)質問内容について覚えている限りお知らせさせていただきま す。 まず校長の推薦書をつけて県の教職員課に申し込むまではどこの県とも同じだと思います。

  1. 7月上旬に県庁での面接
  2. が一人20~30分ほどありました。

  3. 個室に通されて、面接官は3人でした。
  4. ○質問 A「日本人学校の教員の使命とは?」
    ここで私は「勉強を教えることはもちろんですが、もしできることならちょっと大げさですが、日本文化の発信地としたい。」とこたえました。すると、「それは間違っている、一番の使命は勉強を教えることである。あんたの言っているようなことは外交官に任せておきなさい。」 と、まず言われてしまいました。
    ○質問 B 願書を見ながら「英語の先生なのに英会話が まあまあとうのは情けないですな。 もし生徒や、保護者の方であなたよりも英会話が堪能な方がおられたらどうしますか?」
    確か、「英会話能力が劣っていてもそれ以外の今まで自分自身が生きてきたこと自体が教材となり得るわけですからそういう点では自信があります。英語の授業で英語の文法や英会話だけを教えるのであれば現地の方 を雇われたり、通訳の方を雇われれば済むことですから。」とここまでは自  分でもまあまあな解答だったと思うのですが、それまでの質問で少しカチン ときていましたので、付け加えて「あなた方も教員でしたら自分たちを卑下す るような質問は考えて頂きたいものです。」と思わず言ってしまいました。(これでもうだめだろうなと思っていましたので後の質問はかなり気楽に答え ら れました。)
    ○質問 C 「あなたが、他の人にはできないものがありましたら言って下さい。」   
    大学で合唱をやっていました。全国コンクールにも出場しましたので、合唱には自信があります。 
    ○質問 D 「希望する地域はありますか? もし、生きたくない地域に決まったらどうしますか?」
    特にありません、ですからどこに派遣されても結構です。

    ○質問 E 「緊急時にまず何を優先しますか。」

    ここでも「生徒の安全です」と答えたのですが、「それではあなたの家族はどうするつもりなのですか?」 などという切り返しがありました。
    ○質問 F その他、教員免許のことや、もし免許外の教科を担当させられたらどうするかなど聞かれたような気がします。

    ○質問 G そして最後に、「あなたの意識はあまり高そうではないけど、この選考の倍率はどれくらいかご存じですか?」   

    と聞かれたので、「すみません勉強不足で知りません。どれくらいなのでしょうか?」と聞くと、「まあ、公表はしてませんがね。」ああいえばこういうで、内容よりも性格を試されていたような気がします。    
     その後、夏休み前に県の選考パスの連絡がきたように思います。

  5. 文部省面接選考1997年9月26日(?)(於:大阪)
  6. ここでも人を食ったような質問が続出しました。  文部省面接では、5人の方がおられて、1人は文部省の方、1人は 外務省の方だったと思います。(残りの3人の方はどこかの教育委員 会か、現役の校長先生だったような気がするのですが、、、、)
    ○質問 「あなたの学校では日の丸、君が代はどういった扱いですか?」                             
     これも後から考えると実状を話せばよかったと思うのですが、過去の 経緯から、「それは私の資質にどういった関わりがあるのでしょうか? 私の日の丸、君が代に対する考えを聞かれたらお答えできますが。」 と、逆に返してしまいました。 質問された方は何も答えず、メモを取っ ていたようですが別の方が
    ○質問 「もし派遣されたらあなたの生活も変わると思うのですが、それについての心配事や用意されていることはありますか?」   
    「何度か海外に、旅行や短期の研修で行かせていただきましたが、それ ぞれの国にはその国特有の文化がありますからあまり前もって固定観念 を持たない方がいいと今までの経験上思いますので、派遣されてそこに 住むようになってから考えようと思っています。」  と答えました。
      その他はあまりよく覚えていないのですが、家族状況や同意のことも聞か れたような気がします。

  7.  事前研修 (1998年7月23日~26日 於: 東京)
  8. については、たぶんここ2~3年は同じようなことではないでしょうか。
    • 文部省、外務省の方や予防接種についてのドクターの講義、
    • 海外赴任についての教育相談の方、(大橋節子さん)
    • インターネットの必要性、
    • 安全対策
    • 過去の派遣者の方の発表、
    • そして最終日は課題を与えられての演習、

      課題は   

      1. 「在外教育施設において、現地理解教育を進める上で障害・問題とな考えられる事例を具体的に示し、その対応策について討議しなさい。」
      2. 「在外教育施設の所在地は日本と比して一般的に治安が厳しい状況です。派遣教員として日頃から心得ておくべき事について討議して下さ     い。」     
      3. 「在外教育施設に赴任するまで、自ら研修すべき事について、項目とその理由について討議しなさい。」
       

    の3つでした。 それと、鳥取県の先生の話では県の選考時に作文があるそうです。



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最新更新:2009/09/22