'99年 県・文部省 選考試験情報(中部地方)
http://www.kochi-pta.com/abroad/exam-2/99-tyuubu-01.html
1,県選考
3つのグループに分かれて、同じ部屋の中で同時に面接をしました。面接官は3人でした。
ある程度予想していた質問だったので、スムーズに答えられたのですが、面接官の一人から、小学校免許を持っていないことを指摘され、「海外に行くよりも、まず国内で研修することを考えた方がいいのではないか」と言われてしまい、答に窮しました。そこまで言われてはだめだろうと思っていましたが、後日、文部省での選考に残ったという連絡が来ました。ただ、小中両方の免許、複数教科の免許を持っていた方が有利であることは間違いないようです。
<県面接での質問内容>
1,日本が海外での教育に求めているものは何だと思うか。
2,海外の教育現場で教えるにあたって、考えなくてはいけないことは何か。
3,国旗国歌についてどう思うか。
4,いろいろな学校をまわってきて、それぞれの学校への適応力はあるか。
5,学級経営で困ったことを具体的に話してほしい。
6,職員会ではよく発言するか
7,職員会で発言する時に生徒のことを念頭に置いているか。
8,人に対して積極的に話しかける方か。
9,コミュニケーションで一番大切なことは何か。
10,奥さんは海外へ行くことについて、どういう考えか。
11,子どもは新しい生活に適応できるか。
12,学級経営の中で基本においているものは何か。
13,生きる力とは何か。
14,憲法第9条についてのあなたの考えは。
2,文部省選考
文部省での面接は大変厳しいものでした。時間も20分以上かかりました。私の前に終わった先生から話を聞くと、「質問は8つくらいで、すらすら答えて終わった」という人もいたので、全員に同じような質問をしているのではないようです。
よく言われる面接順は、最後から二番目でしたので、順番と合否はあまり関係ないと思います。しかし、ひたすら自分の番を待つというのは心臓によくない時間でした。
面接官は4人で、意地悪な質問もありましたが、そういうときの反応を見ているようで、落ち着いて答えることと、ふだんの実践を語ることが大切であると感じました。
教育基本法、新学習指導要領なども勉強していきましたが、何も聞かれませんでした。ただ、県の面接では聞かれた人もあるようですから、一応やっておいたほうがいいかもしれません。
<文部省面接の質問事項>
1,今までどんな学校をまわってきましたか。
2,中学生をずっと教えてきて感じていることは何ですか。
3,校務分掌は何ですか。一通りの経験はありますか。
4,海外子女教育についてどんな勉強をしてきましたか。
5,今回の受験について、家族は何といっていますか。
6,家族はみんな健康ですか。
7,海外渡航の経験の確認
8,妻の不安とはどのようなことですか。
9,治安の悪いところもあるが、危機管理をどのように考えていますか。
10,ストレスをどのように発散しますか。
11,日の丸・君が代の入学式や卒業式での扱いはどうなっているか。
12,それについてもめたことはないか。
13,研究熱心な校長と、服務規定に厳しい校長のどちらについていきたいか。
14,(服務規定ですという答に対して)それはなぜですか。
15,服務規定についてあなたの学校の校長先生はどのような指導をされています か。
16,あなた自身は服務規定に厳しい方ですか。
17,(志望の動機に「日本語の美しさや正しさを教えたい」と書いたのを見て) 日本語の美しさ、正しさとはどのようなことだと思いますか。
18,それを生徒に教えるためにどのような実践をされていますか。
19,(校長の推薦書に「授業でインターネットを活用している」とあるが)イン ターネットを活用した授業とはどのようなものですか。
20,学校図書館や公共図書館でなく、インターネットを活用したのはなぜですか。
(自分以外の先生方が聞かれた内容)
・今までの学校であなたが学んだことは何か。
・校長の権限とはどのようなものか。
・現地の子に日本語を教えるとしたら、どのように教えるか。
・校長があなたに期待していることは何か。
・あなたの職場では職員の和はどうか。
・ふだんの授業で心がけていることは何か。
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